濁水処理設備 FMJ2-60D
【レンタル商品】
◇メンテナンス体制の都合上、この商材の貸出し対象エリアは愛知・三重・岐阜県内となります◇
造成工事などで発生する一般工事排水の濁水処理設備や土壌汚染水処理における凝集沈殿処理設備として利用できます。
凝集剤は無機凝集剤(PAC)と高分子凝集剤を使用します。またアルカリ水の中和処理も同時に行うことが可能です(中和剤:炭酸ガス)。
処理対象となる濁水:濁水濃度200~3500mg/L程度 原水PH値 7.0~11.0まで
処理量:~60m3/Hr
◆当社の濁水処理設備では処理水濁度の管理標準値は100㎎/Lとなります(この機材では濁度管理値を50㎎/L以下とするこはできません)◆
◇オプションで濁度計を取付けすることが可能です(濁度計となりますので「SS」の測定はできません)◇
本体重量:9500㎏(運転時重量約45t)
本体寸法: L11400×W3500×H2500 mm
本体電気容量:三相200V 18KW
※本体重量、本体寸法には原水槽、貯泥槽、炭酸ガスボンベラック、高分子溶解槽は含みません
※お客さまにて日常運転管理が必要となる商材となります。
※凝集剤(高分子凝集剤)は粉体を溶解して使用します。定期的な溶解作業と溶解用の水道水(清水)が必要となります。
※薬品取扱いに関する注意事項や取扱い上の関係法令はお客様にて事前にご確認ください。
■ご注意■ 中和剤としての炭酸ガスの使用について
炭酸ガス(二酸化炭素)は他の中和処理薬剤と比較し安全性が高く、取扱いも比較的容易です。
炭酸ガスは30㎏入りのガスボンベに充填されていますが、ボンベ本体の重量が約50㎏となりますので、
合計するとボンベ全体の重さは1本で80㎏となります。よってボンベの入替が発生するケースでは、入替作業が容易な場所に設備を設置しておく必要があります。
また、炭酸ガスボンベは周囲温度が40℃を超えると内部膨張による破裂を防止するための安全弁が作動し、ボンベ上部から充填されている炭酸ガスが開放されます。
近年では夏季の気温上昇により安全弁が作動するケースが増えていますので、ボンベは日陰など高温になりにくい場所に設置してください。
安全弁が作動し内部の炭酸ガスが開放されるときには「大きな音」が発生します(内部のガスがすべて抜けるまで開放音が5分ほど継続します)。
型式 | 処理量 | 処理方式 | 処理対象水 | 本体寸法(mm) | 本体重量(約)㎏ | 電気容量(KW) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
FMJ2-60D | ~60㎥/Hr | PAC+高分子、炭酸ガス | 原水濁度:200~3500mg/L程度 原水PH:11以下 | L11400×W3500×H2500 | 9500kg | 三相200V 18KW | - |