中和処理設備 FPH-60T(炭酸ガス方式)

【レンタル商品】
中和剤として炭酸ガスを使用する中和処理設備(PH処理設備)。
建設工事現場や工場排水におけるアルカリ性排水の中和処理設備として利用できます。
機器は分割搬入のため設置個所の脇まで車両近接可能であれば4tユニック車でも設置が可能です。
処理対象となるアルカリ性排水:原水PH値 上限~11.0まで
処理量:~30m3/Hr
参考重量:約3050㎏(運転時重量約13t)※炭酸ガスボンベ重量800㎏含む
参考設置寸法: L5200×W2600×H2050  mm
参考電気容量:三相200V 8.0KW
※処理能力30m3/Hr以上の中和処理設備は対象PH値等の条件によりプランニングし御提案となります。
 よって上記の重量、寸法、電気容量は参考値となります。

※お客さまにて日常運転管理が必要となる商材となります。
※薬品取扱いに関する注意事項や取扱い上の関係法令はお客様にて事前にご確認ください。

■ご注意■ 炭酸ガスの使用について
炭酸ガス(二酸化炭素)は他の中和処理薬剤と比較し安全性が高く、取扱いも比較的容易です。
炭酸ガスは30㎏入りのガスボンベに充填されていますが、ボンベ本体の重量が約50㎏となりますので、
合計するとボンベ全体の重さは1本で80㎏となります。よってボンベの入替が発生するケースでは、入替作業が容易な場所に設備を設置しておく必要があります。
また、炭酸ガスボンベは周囲温度が40℃を超えると内部膨張による破裂を防止するための安全弁が作動し、ボンベ上部から充填されている炭酸ガスが開放されます。
近年では夏季の気温上昇により安全弁が作動するケースが増えていますので、ボンベは日陰など高温になりにくい場所に設置してください。
安全弁が作動し内部の炭酸ガスが開放されるときには「大きな音」が発生します(内部のガスがすべて抜けるまで開放音が5分ほど継続します)。

中和処理設備 FPH-60T(炭酸ガス方式)
中和処理設備 FPH-60T(炭酸ガス方式)
型式 処理量 処理方式 処理対象水 本体寸法(mm) 本体重量(約)㎏ 電気容量(KW) 備考
FPH-60T ~60㎥/Hr 炭酸ガス方式 PH値上限:11以下 参考例 L5200×W2600×H2050 参考例 3050kg ※炭酸ガスボンベ重量800㎏含む 参考例 三相200V 8.0KW 設備構成は処理対象水の条件によりプランニング提案します