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近年、日本各地で線状降水帯やゲリラ豪雨が頻発し、水害リスクが増大しています。
既存の雨水排水ポンプ施設では対応しきれない場合、富士丸産業の水中ポンプを設置することで
平常時の排水能力向上や水害リスク軽減、さらに被災時の機能維持や二次災害防止に貢献します。
梅雨から台風シーズンに備え、レンタル水中ポンプを一時設置。期間限定の排水能力強化で、突発的豪雨による浸水リスクを軽減。
災害リスクの低い時期（主に12月から3月）は、常設ポンプのみを運用。これにより、通常の排水ニーズに対応しつつ、維持管理コストを最小限に抑えることにもつながります。
新たに購入するより安価で、既存施設の大規模改修も必要なし。初期投資費用が不要で財務面の負担軽減。
工事終了後は返却するだけ。保管の手間が不要なため維持管理コストと労力を削減。
季節や気象条件に応じて排水能力を調整。既存の排水システムを補完し、豪雨時の排水能力を大幅に向上します。
業界トップレベルの1,350台の水中ポンプを保有し、そのうち500台以上が大型水中ポンプです。35年間で2,000件以上の設置工事実績を持ち、豪雨災害後の迅速な排水作業や二次災害防止、早期復旧に貢献してきました。近年は災害の事前対策にも力を入れ、直近12年間で全国約150件の水害対策・災害復旧に携わっています。
水中ポンプ・仮設排水ポンプのレンタルから設置工事まで一貫対応します。仮設配管工事や発電機の配線工事も含め、必要な材料を自社保有。複数業者への依頼が不要なため、シームレスで効率的な工事進行を実現します。
水害対策など緊急時には、迅速な対応が被害軽減につながります。富士丸産業のレンタル仮設水中ポンプは、新品購入より短納期で調達可能。発注から選定、工事計画、納入、設置までをスピーディーに対応し、危機的状況下でも迅速な排水作業開始を実現。水害被害の拡大を素早く防止します。
所在地｜宮城県
課題 ｜台風19号により洪水被害が発生。丸森町役場周辺が数日間冠水したことにより同様の水害リスクの対応として仮設排水ポンプ設備を設置。
工事内容｜阿武隈川支流の新川堤防内側に、仮設の洪水対策設備として、仮設排水ポンプを6台設置（ポンプは除塵枠に収納）。排水量は120㎥/分
仮設期間｜ 8ヶ月
所在地｜長野県
課題 ｜大型河川の支流部にて大雨時に冠水被害が度々発生。常設ポンプ施設築造までの間、支流内に仮設排水ポンプ設備を設置。
工事内容｜仮設の洪水対策設備として仮設排水ポンプφ400（16インチ）を6台設置するとともに、仮設電源としての発電機を設置。支流内増水時には、仮設排水ポンプを運転し、内水を大型河川に強制排出。排水量は120㎥/分
仮設期間｜ 増水時期となる5月～11月の約7カ月間
所在地｜ 熊本県
課題 ｜球磨川の豪雨災害により雨水排水ポンプ場が水没し機能停止。復旧までに長期間を要するため、二次災害防止のための、 仮設排水ポンプ設備を設置。
工事内容｜降雨時の内水排水用の仮設排水ポンプとしてφ400（16インチ）の仮設ポンプを5台、φ350（14B）の仮設排水ポンプを2台設置。さらに予備ポンプとしてφ200（8インチ）の水中ポンプも12台設置。 合計排水量は180㎥/分
仮設期間｜ 1.5年
所在地｜ 三重県
課題 ｜排水機場の常設ポンプ1台が故障により停止。修理期間中の降雨時排水機能低下の防止対策として、仮設排水ポンプ設備を設置。
工事内容｜仮設排水ポンプとして、φ400（16インチ）仮設排水ポンプを12台φ250（10インチ）仮設ポンプ6台、電源として大型発電機を3台設置。排水量は250㎥/分
仮設期間｜ 6ヶ月
所在地｜兵庫県
課題 ｜下水道処理施設の流入配管が破損し、下水の送水が停止。地域の下水が溢れ出す可能性が高まる事態が発生。
工事内容｜緊急仮設ポンプとして、下水送水対応の排水ポンプφ200（8インチ）を2台設置し別系統へ送水を行った。
仮設期間｜ 4ヶ月
| 種別 | 22kw | 22kw | 22kw | 37kw | 37kw | 45kw |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 型式例 | 200B422 | 200B422H | U-43010B | U-65014B | 350B637 | F-1660A |
| 口径(mm) | Φ200 | Φ200 | Φ250 | Φ350 | Φ350 | Φ400 |
| 電圧(V) | 200/400 | 200 | 200 | 200/400 | 200 | 200/400 |
| 全揚程(m) | 16 | 27 | 10 | 10 | 9 | 9 |
| 吐出量(㎥/分) | 4.5 | 2.5 | 8.0 | 14 | 15 | 20 |
| 寸法 長×幅×高(mm) |
980× 500× 1,250 |
980× 500× 1,250 |
550× 550× 1,250 |
670× 670× 1,630 |
1,490× 790× 1,760 |
1,710× 900× 1,810 |
| 重量(kg) | 350 | 350 | 450 | 700 | 1,000 | 1,100 |
まずは当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話でお問い合わせください。折り返し、担当者よりご連絡します。
お問い合わせフォームでは、可能な限り詳細な内容と設置予定時期をお知らせいただけますと、スムーズに進めることができます。
具体的な内容をお伺いし、対応可能なレンタル仮設排水ポンプをご案内します。図面や現地写真なども事前にご提供ください。
仮設排水ポンプの設置工事や配管工事の現地確認を実施し、施工方法や手順を打ち合わせます。その際、工事日程と工事日数についても案内します。
ポンプ設備の工事前には、原則として現地で打ち合わせを行います。
仮設排水ポンプの設置、配線工事や仮設配管工事を行います。仮設電源として発電機が必要となる場合は、発電機の搬入設置まで対応します。
搬入車両(トラック)は当社手配の車両で搬入します。
施工に必要なクレーンはご手配をお願いする場合がございます。
仮設排水ポンプ設備のお引渡しに際しては、お客様立会いのもと試運転を実施し、ポンプの操作方法についてもご案内します。
運用期間中の運転操作はお客様に行っていただきますが、動作不良やメンテナンスが必要な場合は当社にて対応します。初期不良や整備不良等、当社に起因する不良対応は無償となりますが、それ以外は有償での対応となります。
仮設排水ポンプ設備の設置必要期間が終了した時点で、ポンプ設備の撤去工事を行います。
通常、2週間から1ヶ月程度です。工事内容により異なります。
はい、遠方からの依頼も受け付けています。全国各地で対応可能です。
重量物であるため搬入にはクレーンが必要です。ラフタークレーンを使用して施工する場合はクレーン車の搬入ルート、配置場所の確保をお願いします。
当社がポンプ設置のほか、配管工事や配線工事までシームレスにすべて対応します。
現場対応で解決しない場合は、当社社員が現地に出向きスピーディに対応します。
仮設排水ポンプを6ヶ月以上の長期で使用される場合には、有償定期メンテナンスを提案する場合がございます。
当社では常設水中ポンプの据付け撤去工事や水中ポンプ・モーターの修理・整備も承っております。
施工時の安全対策上、作業足場の確保ができない場所や水の流れが速い場所など、作業の安全が確保できない環境ではポンプの設置を行えません。当然のことながら安全を最優先し作業を実施しています。
